2021/11/26 15:53

横内 文人 著「松本平の植物 2021」

12月の新刊第二弾のご紹介です。

著者の横内さまは、信州大学教育学部を卒業後に国立科学博物館へ内地留学をされ、長野県内の公立学校に勤務するかたわら、県内の植物の調査研究を長年されてきました。
また、長野県植物研究会員、長野県自然観察インストラクターとしても活躍されていて、理科教育者の後進の育成などにも務めていらっしゃいます。
その横内さまのお父様も植物学の研究員であったそうで、著書も多岐にわたるだけではなく、昭和天皇が長野県に行幸された折には、同行して植生の説明をされた経歴もあるそうです。

今回出版されたものは、10年かけて調査・監修した長野県の中信平の植物311種の写真入りの図鑑でもあり、和名の漢字表記と初の試みでもあるラテン語の学名の和訳も掲載されています。
身近にある雑草……でも名前は知らない。そんな植物たちにもちゃんと名前があることを気づかされます。

クラフト舎オンラインショップでの販売は12月1日または2日からとなります。書店販売は随時の予定です。