2022/04/28 13:57

 去る4月26日、「アルプス市民」の著者である小林君江さまが亡くなられたという新聞のお悔やみ欄に、しばし言葉を失ってしまいました。

 小林さまは1ローカル紙である「市民タイムス社」に勤められ、その業務のかたわら紙面の4コマ漫画を16年間執筆されていたのです。
 2019年に「今までの作品をまとめて発刊したい」というお話をいただいて打ち合わせで訪問した際、その16年間の原稿の量にまず驚きました。そしてコミカルでユーモアたっぷりの〝方言漫画〟に、故郷信州への愛情がうかがい知れたのです。

 もっともっと人生を楽しんでいただきたかった…と残念でなりません。
 そして遺作となってしまった「アルプス市民 第2集」「第3集」に関わらせていただいた感謝の気持ちでいっぱいです。
 小林さまの遺した作品は沢山の人たちの心を温まらせていくことでしょう。

 どうぞご冥福をお祈り申し上げます。

 ※「アルプス市民 第2集」「アルプス市民 第3集」は、クラフト舎オンラインショップ、興文堂さまにて継続販売していきます。