2023/10/04 16:57

暑すぎた夏もようやく落ち着き、日が暮れるのも早くなりました。いよいよ「読書の秋」ですね。

そんな秋の夜長にピッタリの読み応えある小説が発刊されました。
今、私たちの知っている歴史・過去に学習してきた歴史は、本当に正しい物なのでしょうか? よく言われているのは「勝者の歴史」です。
戦の度に残されてきた歴史は「勝者が善・敗者が悪」という不自然なもののように思えます。
勝者が人民を統制したいがための歴史ということもあり得るのではないか、現代社会で発達しつつあるAIを活用し、歴史の正否にメスを入れてみたらという観点でこの小説は書かれています。

二木さまは長年同人誌活動をされてきた文筆家であり、今回「著作集Ⅰ」として発刊、「著作集Ⅳ」まで毎年1作品ずつ発表されるとのことで、とても楽しみです。

「もの思う秋」です。活字の中に潜んだ様々な意図を読み解く楽しさを、一緒に味わってみましょう!