2022年の春に自費出版したいというご相談をうかがい、その約半年後に最初の原稿をいただきました。

「余命宣告されているんだ」と伝えられていましたが、お元気そのものでした。

整形外科医だった塩原さまは、仕事の合間に奥さまと世界約60ヵ国を巡り、趣味であった写真に各国の様々な様子を納めていました。

旅行のガイドブックとは違い、その国の人々の様子や土産物のウラ話などの珍しい内容を、何千枚もの写真とともに入稿され、約２年間打ち合わせを重ねながら編集してきました。

飛行機で現地に赴く旅行だけではなく、ピースボートによる北回り航路の旅や、寒さから逃れて宮古島で生活していたことなどが楽しく書かれています。

「オシャレな本にしたい！」というご希望で、制作現場の担当者も力の限り〝オシャレ〟なデザインの本を作り上げることができました。

著者と業者がタッグを組み、全力で頑張った作品です。

ぜひ一読していただけたら……と思っています。

クラフト舎ホームページからは、約20ページを閲覧できます。