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アルプス市民 第2集|小林君江|4コマ漫画作品集|自費出版
¥1,320
松本市周辺の地域新聞「市民タイムス」に、平成14年4月から平成30年6月まで1604回にわたり連載された、人気4コマ漫画のうちの500作品を掲載した「第2集」です。 長野県・中信地方の方言満載の作品は、地元の人からもとても愛されていましたが、著者の体調不良により連載中止となってしまいました。 方言を使いこなす登場人物たちのやりとりは、生き生きとした暮らしぶりと、素朴な昔ながらの人情味あふれるふれあいを感じさせてくれます。 方言の解説はありませんが、地元の方ならばどこか懐かしく、また他県の方ならば「どんな意味なのか」と興味をそそられること請け合いです。 「もだことなんて言わなんで、ひとっきら読んでみておくりや。」 ●B5判 256ページ
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アルプス市民 第3集|小林君江|4コマ漫画作品集|自費出版
¥1,320
松本市周辺の地域新聞「市民タイムス」に、平成14年4月から平成30年6月まで1604回にわたり連載された、人気4コマ漫画のうちの500作品を掲載した「第3集」です。 「第2集」に続き、これでもかというくらい信州の方言が飛び交う、登場人物たちの日常が楽しい作品集です。 「面白い本だに、ちょっくら『ずく』出して読んでみましょ。」 ●B5判 256ページ
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短編小説集 蜘蛛の巣の向こうに|曽根 聖|小説|自費出版
¥1,320
心の豊かさと生きていくことの醜さのひずみの谷間の中で、必死にもがきながら心のどこかにいつも『負』という物を背負っているような人生に焦点をあてて、哀感の奥にあるそこはかとない人間性を垣間見る珠玉の6篇です。 戦後に青春時代を過ごし学校教師から著述業へと転身した著者による、当時の時代背景と経験からなる思いが感じられます。 初版は1987年に発行されたものですが、著者の四十九の法要の相談に陸前高田市の実家を訪ねた息子さんが残部の中から一冊だけ持ち帰ったひと月後に、東日本大震災で全て流されてしまいました。35年前の出版物であったことから息子さんの手により古い記述を編集して、今回改訂発行しました。 ●四六判 190ページ
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松本十二薬師めぐり|松本十二薬師をめぐる会|地域文化|自費出版
¥2,000
「松本十二薬師」とは、松本地方に伝わる12か所の薬師札所をいいます。成立年代、いつ誰によってはじめられたのか、詳細についてはわからないことばかりで謎につつまれています。 そんな「松本十二薬師」に光をあて、現代に復興しようと『松本十二薬師をめぐる会』が立ち上げられ、資料の収集・調査が始まったのが2019年8月。 その後貴重な資料の発見などにより、文化8年(1811)には存在していたことが明らかになりました。 本著では、十二薬師のマップ・一覧をはじめ、各札所(跡地を含む)を、画家の小林憲宏氏のイラスト入りで紹介しています。 ガイドブックとしても、また資料としても活用できる1冊となっています。 ●B5判 72ページ
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松本平の植物 2021|横内 文人|図鑑|自費出版
¥2,420
西に3,000m級の連峰・北アルプスを臨み、東を筑摩山麓に囲まれた松本平は緑の衣をまとった豊かな植生を誇っています。 河川の岸辺、山野、路傍……あらゆるところに繁栄している植物たちに目を向けてみてください。ひとことで「雑草」とくくられている植物たちにも、ちゃんと名前があります。 著者はその豊富な知識と経験、溢れる探求心で松本平の植物を見つめてきました。 この本には、著者の10年間の集大成「Ⅰ松本平の植物図鑑」311点、「Ⅱ松本平(旧・27市町村別)の植物目録」の一覧表が掲載されています。 また、和名の漢字表記と、ラテン語の学名の和訳は初の試みでもあります。 見たことはあるけれど名前は知らない身近な植物たちの声が聞こえてくるのではないでしょうか。 ●A4判 188ページ
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絵本 佚斎樗山「猫の妙術」|まるお たお|絵本|自費出版
¥2,750
著者の「まるお たお」様は中学から剣道を始め、現在は剣道教士でもあります。竹刀稽古の他、小野派一刀流・甲源一刀流も併せて修行中とのことです。 さて、江戸時代中期、泰平の世にあって剣術の本来の意義を説き、「気」を中心とした「心法論」を寓話によって説いたのが佚斎樗山(いっさいちょざん)です。この『猫の妙術』は武芸の秘伝書として享保12年(1727)に『田舎荘子』に収録、版行されました。 寓話の形をとりながら、道教の文献『荘子』の思想も説いた『猫の妙術』は、心の在り方を探る現代にも通じるものがあります。 本著はその『猫の妙術』をよりわかりやすい絵本にして出版されました。読者の年齢を問わず心に永く残る作品といえるでしょう。 ところで『荘子』の作者である荘周は、人はなぜ苦しむのかと思索し、たどり着いたのは「万物斉同=分別の否定」と「道(たお)=説明できないもの」でした。 「道は聞くべからず、聞けばそれにあらず。道は見るべからず、見ればそれにあらず。道は言うべからず、言えばそれにあらず」 ぜひご一読ください。 ●B5判 上製本 オールカラー40ページ
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真実不動(しんじつは うごかず) かかりつけ弁護士 追川清昭Ⅰ|伊川 穣|小説|自費出版
¥1,980
東日本大震災後の、のどかな東北の街を震撼させた詐欺事件。 サン・ジョルディの日生まれの著者によるこの法廷ミステリーは、リアルな裁判風景と、朴訥な田舎町の人間模様が交錯する、故郷への愛情溢れる私小説ともいえる作品です。 ●四六判 356ページ
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日本大樹名木図説|青木 楓|写真集|自費出版 日本自費出版文化賞 グラフィック部門入選作品
¥3,520
明治時代末に天然記念物保護の機運が高まり、大正2年に各地の名樹木1500本の資料となる『大日本老樹名木誌』が刊行されました。2010年代に入り掲載された樹木のうちの6種120本の現存を調査したところ、現存していたのは65本だけだったといいます。約100年のうちに大樹名木の半分が姿を消してしまったのです。 今しか見られないものがあることを痛感した著者は全国を廻り、その姿をカメラに収めました。 東北から九州までの32都府県、128か所のロケーションで撮影された巨樹・名木の数々は圧巻の一言に尽きます。 第24回 日本自費出版文化賞 グラフィック部門で入選しました。 ●A4変型判(210×210mm) 208ページ
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豊久の女 上巻|小俣麦穂|小説|自費出版
¥2,200
木曾の三笠一族の翁の末子である「ひまり(後に緋馬里)」と、佐土原城主(宮崎市)島津豊久、そして二人を廻る数多の縁が奏でる壮大な戦国ストーリーです。 上巻では、豊臣秀吉亡き後の伏見での二人の出会いから、関ケ原の戦いの前哨戦となる伏見城の戦いまでが描かれています。 著者の小俣麦穂さんは、「さっ太の黒い仔馬」で第56回講談社児童文学新人賞佳作に入選、「ピアノをきかせて」で第52回日本児童文学者協会新人賞を受賞されています。 今回は、既刊されていた文庫本5冊を大幅に改稿し、改訂版の上下巻2冊として出版されました。 ●四六判 352ページ
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豊久の女 下巻|小俣麦穂|小説|自費出版
¥2,200
木曾の三笠一族の翁の末子である「ひまり(後に緋馬里)」と、佐土原城主(宮崎市)島津豊久を廻る壮大な戦国ストーリーの下巻です。 いよいよ舞台は関ケ原の戦いへと移ります。 慶長5年(1600年)8月、大垣城楽田に撤退した島津勢のもとに石田三成が戻ってきたところから始まります。西軍への不信感を抱きつつも「俺はどげんしても島津を守らにゃならん」と拳を握る豊久。この決意がその後の「島津の退き口」での捨て奸(すてがまり)に繋がっていくことを連想させます。 著者の小俣麦穂さんは、「さっ太の黒い仔馬」で第56回講談社児童文学新人賞佳作に入選、「ピアノをきかせて」で第52回日本児童文学者協会新人賞を受賞されています。 今回は、既刊されていた文庫本5冊を大幅に改稿し、改訂版の上下巻2冊として出版されました。 ●四六判 336ページ
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豊久の女 上下巻セット|小俣麦穂|小説|自費出版
¥4,400
木曾の三笠一族の翁の末子である「ひまり(後に緋馬里)」と、佐土原城主(宮崎市)島津豊久、そして二人を廻る数多の縁が奏でる壮大な戦国ストーリーの上下巻セットです。 それぞれの内容につきましては、各巻の説明をご覧ください。 著者の小俣麦穂さんは、「さっ太の黒い仔馬」で第56回講談社児童文学新人賞佳作に入選、「ピアノをきかせて」で第52回日本児童文学者協会新人賞を受賞されています。 今回は、既刊されていた文庫本5冊を大幅に改稿し、改訂版の上下巻2冊として出版されました。 ●四六判 上巻 352ページ、下巻 336ページ
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あやなす歳月の譜 ―山小屋の窓辺から―|髙橋保夫|随筆|自費出版
¥1,980
都会の日々の暮らしと異なる山小屋の日常の姿は、単純明快と思われるふしもあろうかと察するけれど、現実はそれらより、ある面で、むしろ複雑なのかもしれない(「序文」より)。 南極地域観測隊員として昭和基地にて越冬し、現在は霧ヶ峰の山小屋を経営する著者が、自然と人があやなす暮らしの一端を綴った一冊。 ●A5判 334ページ
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教室の座敷童子|にむらのりよし|小説|自費出版 日本自費出版文化賞 小説部門賞受賞作品
¥2,420
2019,年度 第22回日本自費出版文化賞 小説部門賞受賞作品。 「やさしさ・なつかしさ……そして、前進成長する際に入り混じる少しの悲しさの余韻に引き込まれました」(読者の声から) 外資系企業勤務から小学校教諭を経て、現在はジャズシンガーとしても活動中、SF冒険お勉強マンガ『理科戦隊デンチマン』の著者、にむらのりよし氏の最新作です。 みえるけれどみえないザシキワラシが、あなたにみえるでしょうか? ●A5判 354ページ
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八重原シェークスピアガーデンの植物|清水計枝|趣味・実用|自費出版
¥1,980
ストラッドフォード・アボン・エイボンにあるシェークスピアの生家・母の生家・妻の生家などの庭には、シェークスピアの劇に登場する植物が植えられ「シェークスピア・ガーデンズ」として公開されています。 著者は訪れたその庭に感銘し、より深くシェークスピアの作品を楽しみたいと、2013年に信州・八重原にガーデンをオープンしました。誰もががふらりと立ち寄りたくなる、優しい空間を創り出しています。 その「八重原シェークスピアガーデン」を彩る植物を著者自身が描き、またシェークスピアの戯曲の原典から、それぞれの植物にまつわる一節を翻訳して、一冊の本にまとめました。 シェークスピアの劇中に登場する植物たちの姿を知ると、生き生きとした物語の情景が浮かぶことでしょう。 ●A5判 オールカラー 194ページ
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空手であるために ―沖縄での発生とその思想について―|山本真裕|武道・研究|自費出版
¥1,650
「空手は何を意味するのか自問する…(中略)…型は天から舞い降りてきたものでも、地から湧き出たものでもない。それは沖縄の先哲が創り上げた叡智であり文化である。」(あとがきより) 「空手」は、琉球において派生した「手(ディー)」が起源と考えられています。著者は空手のルーツを探り研究し、その「型」の意味を見いだし、45年におよぶ空手人としての集大成として、そして彼の生命のすべてを賭してこの一冊をまとめ上げました。 齢60年、山本様はこの本の1週間後の上梓を待たずに永眠されました。ご冥福をお祈り申し上げます。
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ベルさんの世界を語るための世界史|鈴岡潤一|歴史・地理|自費出版
¥2,200
ケネディ大統領は、1963年6月25日にフランクフルト(当時西ドイツ)を訪れ、ある演説を行いました。その冒頭で、ケネディは、「115年前」のこの街の歴史的事象と、その4年後にハンガリーの独立運動の闘士がケネディの生まれ故郷ボストンで発言したことを対比して、演説を始めました。 トランプ前大統領は、歴史を知ってか知らずか国際協調政治を破壊しました。同じように、〈フェイク〉を用いたり学問研究の自由を保障していた制度を破壊することで信頼を失う政権もあります。中国の首魁やロシアの首魁は、政治的延命を図り、後者は250年前のクリミア併合を武力で再現しました。 ケネディは先の演説の続きで次のように語りました。「すべての国で自由が栄えないかぎり、一国だけで栄えるはずがない」。こうした好い言葉を知ることは楽しい。そして、こうしたことを知ってどうするのかは、知ってから考えることでしょう。 ●B5判、434ページ
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UTOPIA どこにもない場所の探し方|鈴岡潤一|外国歴史|自費出版
¥1,650
トマス・モアの発明した〈ユートピア〉という言葉は今日も生きています。井上ひさしの吉里吉里国は、現実の日本社会への痛烈な批判とともに、実現してみたい食糧管理や医療制度を提案しています。さらに憲法論では、そもそも国権に対抗している人権と平和的生存権を判りやすく説いています。沖縄が独立するとしたら、と考えることの意味は、この国は本当に独立しているのか、と考えさせるところにあります。 この国の「戦後」から脱却できない所以は、国内外にわたる戦争の惨禍についての責任を取らないからです。核兵器禁止条約に参加できないのも、今日の拠って立つ根拠をしっかり定めないからです。 幣原喜重郎が構想した〈人類新史〉における「非武装でも平和維持」という理念は、国際社会で今後も語ることが増えるでしょう。幣原の提言が我々にとっての「名誉」であるような生き方を地球市民として生きていきたいと考えます。 ●B6判 268ページ
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聖のお品書き【改訂版】|言訳・構成 里絵|アート・宗教|自費出版
¥1,320
「ちちとははとおかげ様」(文芸社にて既刊)に続く第二弾! 仏教の独自の解釈と古代文字を融合させ、見事なアート作品とした1冊です。 今回、改訂を加えて再刊いたしました。 見て楽しく、読み解けば2度おいしい作品です。 ●A5判 68ページ
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坂本龍馬と信州松本 ―縁(よすが)を求めて―|高橋利幸|日本歴史|自費出版
¥1,320
土佐藩邸の侍医者の家に生まれた坂崎紫瀾は、明治9年に長野県松本地方裁判所の判事として赴任し、その1年後には判事を辞めて、松本新聞(現在はない)の編集長に就任しました。 その松本新聞において自由選挙を説く社説を掲載、自由民権運動の弁論会の開催など、松本地方の自由民権論の思想を広めました。 坂崎はその後高知に戻り、高知新聞の編集長に就任します。その紙面で彼が連載した、坂本龍馬の史実に基づいた小説「汗血千里の駒」は当時のベストセラーにもなり、坂本龍馬の名は広く世間に知れわたることになりました。 本著は、新たな切り口で自由民権運動を通じての、坂本龍馬と信州松本の関わりの可能性を様々な文献から希求した一冊です。 ●B5判変型(165×233mm) 56ページ+折込1枚
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北アルプス 秀峰百景|林宰男|アート|自費出版
¥4,180
「ここに山がある。その感動がずしりと伝わるモノクロ写真の迫力は絶品だ。」(俳人 宮坂静生)(チラシより) 北アルプスの槍ヶ岳と穂高岳を中心に、山々の雄大さを敢てモノトーンで表現した写真集。 雪渓と岩肌のコントラスト、湧き立つ雲と山肌の質感。カラー写真では見逃しがちな自然がここにある。 ●B4判変型(260×150㎜)、232ページ
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夢物語|伊藤早紀|詩集|自費出版
¥880
「私の心の中の“時計”はいろんな人がくれた“笑顔”を電池にして針が進んでいく」(帯より) 「第1回全国折り句コンテスト」佳作入賞の著者による第2作目の詩集です。 今回は「応援」をテーマに、平成元年生まれの瑞々しい感性がほとばしる一冊です。 ●四六判 92ページ
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初代クイズ王の厳選三百問|水津康夫|趣味・実用
¥1,650
通称「水津・赤本」。 1992年に情報出版センター局から発売された「水津康夫のクイズ全書」を増補改定しました。 著者の水津康夫は電算印刷勤務の傍ら「ギミア・ぶれいく/史上最強のクイズ王決定戦」4回優勝、2回準優勝、「日本語で遊ぼう会」で最高位「大達士」2回就位。 現在も校閲者としての仕事柄、毎日何種類もの辞書を引き事典を調べ、その博識にさらに磨きをかけている、知識量№1のクイズ王が厳選した解き応え抜群のクイズ本です。 ●四六判、196ページ
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初代クイズ王の新作二五〇問|水津康夫|趣味・実用
¥1,650
通称「水津・青本」。 東京国際ブックフェア2014出品のための書き下ろし。「本・印刷・出版・書店・言葉・文字・名前・クイズ」に限定した新作クイズと、お約束ともいえる「松本」関連問題の併せて250問。 こちらも解き応え抜群です。 ●四六判、192ページ
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再発見信州のおとしよりが語る 生活の知恵三六五日|細川修|趣味・実用
¥1,650
初版発行は昭和61年でした。時を経て今また、昔ながらの生活の知恵が見直されています。 「山菜・野草の調理法」から目から鱗の「民間療法」、はたまたちょっと怪しげな「おまじない」まで、長寿日本一・信州のおとしよりが語り継いできた生活の知恵や、長生きの秘訣が満載です。 ●A5判、500ページ